昨年のうさぎ年は,色々不都合な事がありすぎました。
今年は,それを一気に吹き飛ばす昇り龍の年を期待したいのですが,
どうもそうとは行かない様子です。
弊社なりに纏めて見ますと,以下のような不都合ことがこれから起きそうです。
(1)今年も6重苦で足を引っ張られ続ける・・・。
(2)各国で国債が投機の餌食になり,次は日本では・・・
(3)日本では30年以内に100%の確率で大震災が来る・・・
(4)世界人口が,10年後には80億人になる・・・・・
この(1)〜(4)の不都合な状況に如何に対応すべきか,弊社の結論は
「1カ所の大工場で大量生産したモノを,世界中に運び販売すると言うモデル」
から決別し,これとは真逆の,
「地域に根ざした小規模工場で,地域の人を雇い,地域の原材料を使い,地域の実需に 合った商品を,売れる速さで作り,遠距離運ばずに売るモデル」
に変換する事です。
こうすることは,単に投入資金を少なくし,回転数で稼ぐと言うだけではありません。 経済成長するに従い,顧客は地域独自の個性を求めるようになるのは自明の理です。 その実需に合わせるには,それに合った小規模の工場にして,運ばない方がよいのです。
経済活動は,これから益々激動し,需要 は激しく変動します。
その激しい変化に俊敏に対応するにも,生産は試作工場の延長程度の規模がよく,自動化設備より,訓練された職人が適しているのです。
これはまさに1978年に大野耐一氏の著した不朽の名著『トヨタ生産方式〜脱規模の経営をめざして〜』(Amazonへのリンク)の目指す世界に他なりません。
その実務サポートには弊社の『本流トヨタ方式』,『Jコスト論』がお役に立てます。
「脱規模の経営」と言うとピンと来ない方は,食材の生産を思い起こして下さい。季節に合わせて,「走り」「旬」「名残」と言われています。
賢い農家は,出回りすぎて価格暴落する「旬」を避けて,「走り」と「名残」を対象にして,量は追わず「高品質」
と「鮮度」で勝負し「高価格」を手に入れ利益を得ています。
しかも毎年新しい食材に挑戦し続けているのです。
株式会社Jコスト研究所 代表 : 田中正知